専門家詳細情報
清水 愼一(しみず しんいち)/ 1958年生まれ
更新日:2022/04/09
- 事務所名
- エクストラテジーコンサルタンシー
- 事務所所在地
- 茨城県つくば市
- 開業した年
- 2012年
- 専門・得意分野
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・知財権取得,知財取得を踏まえた事業の差別化,模倣障壁の設定,生産性向上
・新事業開発,総合的企業支援,経営全般,ビジネスモデル構築,技術経営管理,マーケティング
・材料科学,コロイド化学,自己組織化制御,その他科学知識全般を活用した新事業開発
・技術的な視点からの,差別化程度・競争力の目利きを通じた,新商品・新技術開発支援
・研究開発推進,研究開発組織の組織マネジメントおよび技術者育成
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助言実績
(直近3件) -
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(印刷業)
数年赤字決算を計上していたが,H29年8月期の決算では,黒字化を達成した。しかし,印刷業界は年々,市場の縮小が続いており,社長の報酬も,65歳を過ぎ年金給付開始を契機に削減している。この状況を打開するために,社長が以前より温めていたアイディアを基に,特許出願と新規事業立上げを支援することになった。
事業計画策定と並行して,2017年12月7日に特許出願を完了した。早期審査制度活用によって,約半年後には,特許査定・登録となった。合わせて,この出願の優先権を主張して国際出願(PCT出願)を行った。 -
(放射能関連の特殊機械の製造業)
年商約475百万円の当社は,平成5(1993)年に放射能関連の特殊機械の製造業として創業した。平成12年には独自基本技術を開発し,現在の主力製品につながっている。2017年8月には,条件変更状態に陥っていたが,金融機関の借換え提案を契機に,正常化に取り組むことにした。事業計画書策定等を通じて当社の支援に携わることになった。
当社には,特許で保護された独自技術が幾つかあるので,これらの市場の絞り込みと価格設定を見直し,より高利益が期待できる市場と価格帯を設定し取引を拡大させる業績向上を通じて,妥当性の高い事業計画が策定できる状態となったため,2018年1月には,金融機関の事業計画の承認もあり,融資の一本化による正常化を達成した。 -
(産業用化学製品の研究開発と輸出入業)
上海にある販売専門会社を通じて,日本商品[(内装材(壁紙・床材・カーテンなど)・メッキの前工程に使う脱脂剤,理美容室向けの小物)]を輸出している。
この中で,市場の要求に合わせて製品組成の改良が必要で,自前の研究部門での研究開発が必要であるメッキ関連の資材の開発に関して,技術顧問に就任し,ビジネスや研究開発に関する支援を続けている。
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主な資格・免許
※カッコ内は取得年 -
・中小企業診断士(2008年)
・技術士(応用理学部門)物理及び化学(2003年)
・オンライン情報処理技術者(1994年)
・博士(工学)学位(2000年)
- 著書・研究論文等
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・分子協調材料の基礎と応用 (2004年)
・Synthesis of Giant Zeolite Crystals by a Bulk-Material Dissolution Technique(共著)(1999年)
- 主な職歴
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・化学・製造業:新商品研究開発等(12年)
・材料・機械製造業:新事業・新商品研究開発(10年)